WPの投稿フォーマットがなんだか惜しい件を以前書いた。
投稿フォーマットの使い道としては、せっかくコンテンツを細分化できるのだから、その細分化されたものを「部品」として、ページの組み立てに使えればいいのではと考えた。
コンテンツの細分化(部品化)
WPの投稿フォーマットには、以下の種類がある。
※詳細:投稿フォーマット – WordPress Codex 日本語版
- 標準
- アサイド
- 音声
- チャット
- ギャラリー
- 画像
- リンク
- 引用
- ステータス
- 動画
「標準」を除くと、メディアリソース系が「音声」「画像」「動画」。その亜種で画像の「ギャラリー」。
残りはテキスト系の「アサイド」「チャット」「リンク」「引用」「ステータス」となっていて、テキストの性質に応じた表示スタイルの差別化を図っている1。
こういう投稿のやり方は、Tumblrのように断片的にデータを残していくーーつまり、まとめ上げたり編集したりする作業をあえて省くーーそうすることでアウトプットの敷居を下げる、という意味があるのだろう。敷居が下がることで、より簡単に、テンポよく発信できる。
これをそれだけに済ませずに、あるまとまりを持ったコンテンツページを作るための「部品」としても使えたらいいのにと思えてくる。Twitterの個々のつぶやきをトゥギャッターでまとめるように。そういう機能への需要はニッチながらあるような気がする。
細分化(部品化)されたものをまとめ上げる仕組み
ふだんはフロー的に細切れなアウトプット。
それを振り返ってまとめ、新たに長文ページに落としこむ。レイアウトにも凝れるような仕組みがあるといいかもしれない。
細分化されたデータをまとめあげる仕組みは、一般的な手法だと「カスタムフィールドを使って、テーマに実装」ってパターンだと思う。ただこれは実装の手間と、ある程度技術的に通じている必要がある。細分化されたデータの元も、フロー的なアウトプットよりは整えられたデータベースを元にするといったイメージだ。
まとめ上げる、編集する仕組みと言えば、テーマ制作メーカー Themify がかなり力が入った機能をテーマに組み込んでいて驚いた。Themify Builder がそれだ。「モジュール」をドラッグ&ドロップして、グリッドに自由に配置できる。

もうこれでいいじゃないか!
と思えたが、実際に使ってみるとちょっと違った。
- モジュールは投稿フォーマットを活かすのではなく、独自のメタ情報として保存される(格納場所はおそらくpost_metaだが、通常のカスタムフィールドとしては値を覗けない)
- とはいえPostモジュールが使えればそれでよいのだが、これは特定の投稿記事を1つ選ぶのではなく投稿ループを扱うもので、カテゴリーと出力数の指定しかできない。
そんなわけで、投稿フォーマットを活かせるBuilderをだれか作ってくれないかな…という他力本願。
追記:投稿フォーマット、というかいわゆる単独記事をモジュールとして埋め込むには、Postモジュールではなく、テキストモジュールを使ってそこにショートコードで記事を埋め込むというやり方で解決可能だということがわかった。
- やや横道に逸れるが、例えば引用の場合は、タイトルに「引用元・著者名」、本文に「引用文」が入っていればそれを良しなにしてくれるといったこともCodexに書かれている(こういった記述は引用文のほかに、リンク、画像、動画にもある)。ただこれはテーマ側の実装に依存しているようだ。Twenty Thirteenではこのような気の利いた処理は実装されていない。 ↩
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